尾形乾山生誕360年 琳派のやきもの ―響きあう陶画の美(出光美術館)
移動中に空き時間が出来たので出光美術館に行きました。
出光美術館に行くのは2度目。
前回行った時はコロナ感染拡大防止策のため事前予約制でしたが
緩和された現在は予約無しで入館できました。
こじんまりとした規模で静かにゆったりと観覧できる好きな美術館です。
尾形乾山生誕360年 琳派のやきもの ―響きあう陶画の美
会期:2023年6月10日(土)〜7月23日(日)
展示は「琳派」の尾形光琳の実弟、尾形乾山(けんざん)の作品中心で
陶芸だけではなく屏風などの絵画、光琳との合作や鈴木其一など
関連作家の作品もあり盛り沢山の内容です。
陶器の絵付けはモチーフの形を綺麗に描かれたものも良かったですが
簡略化された描写のものが粋で素敵でした。
硯箱や蓋つきの箱、お茶碗など生活のものは可愛いらしくて、
使ったらさぞかし気分が上がるだろうなと想像が膨らみます。
場内は写真撮影禁止でしたので、購入したオリジナルポストカードを
撮影してみました。
下の写真はウィキメディア・コモンズから。今どきの北欧デザインみたい。
以下は好きな作品、自分用メモです。
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・銹絵染付金銀白彩松波文蓋物 尾形乾山 ※展覧会チラシの写真のもの
(さびえそめつけきんぎんはくさいまつなみもんふたもの)
・銹絵染付白彩薄蝶文平鉢 尾形乾山
(さびえそめつけはくさいすすきちょうもんひらばち)
・染付白彩流水文鉢 尾形乾山
(そめつけはくさいりゅうもんばち)
・流水図屏風 伝 尾形光琳
・色絵椿文輪花向付 尾形乾山
(いろえつばきもんりんかむこうづけ)
・色絵竜田川文透彫反鉢 尾形乾山
(いろえたつたがわもんすかしぼりそりばち)
・麦・芥子図屏風 狩野重信
・桜・楓図屏風 鈴木其一
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