テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ(国立新美術館)
テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ
2023年7月12日(水) ~ 2023年10月 2日(月)
7月22日土曜日、国立新美術館で開催中のテート美術館展に行ってきました。
現在は日時指定予約が不要で
会期中は金曜日と土曜日の開館が20時まで!
気軽に行きやすくなってとても助かります。
人出はまあまあありましたが
始まって間もない割にそれほど混雑もせず、良い感じでした。
「光」をテーマにした展示で絵画だけではなくオブジェもあり
時代も18世紀から現代まで、色んな光の捉え方、
色んな表現があって面白かったです。
その他写真には撮りませんでしたが、ターナーが美術学校での講義で
遠近法を説明するために作成した図と絵が印象に残りました。
尾形乾山生誕360年 琳派のやきもの ―響きあう陶画の美(出光美術館)
移動中に空き時間が出来たので出光美術館に行きました。
出光美術館に行くのは2度目。
前回行った時はコロナ感染拡大防止策のため事前予約制でしたが
緩和された現在は予約無しで入館できました。
こじんまりとした規模で静かにゆったりと観覧できる好きな美術館です。
尾形乾山生誕360年 琳派のやきもの ―響きあう陶画の美
会期:2023年6月10日(土)〜7月23日(日)
展示は「琳派」の尾形光琳の実弟、尾形乾山(けんざん)の作品中心で
陶芸だけではなく屏風などの絵画、光琳との合作や鈴木其一など
関連作家の作品もあり盛り沢山の内容です。
陶器の絵付けはモチーフの形を綺麗に描かれたものも良かったですが
簡略化された描写のものが粋で素敵でした。
硯箱や蓋つきの箱、お茶碗など生活のものは可愛いらしくて、
使ったらさぞかし気分が上がるだろうなと想像が膨らみます。
場内は写真撮影禁止でしたので、購入したオリジナルポストカードを
撮影してみました。
下の写真はウィキメディア・コモンズから。今どきの北欧デザインみたい。
以下は好きな作品、自分用メモです。
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・銹絵染付金銀白彩松波文蓋物 尾形乾山 ※展覧会チラシの写真のもの
(さびえそめつけきんぎんはくさいまつなみもんふたもの)
・銹絵染付白彩薄蝶文平鉢 尾形乾山
(さびえそめつけはくさいすすきちょうもんひらばち)
・染付白彩流水文鉢 尾形乾山
(そめつけはくさいりゅうもんばち)
・流水図屏風 伝 尾形光琳
・色絵椿文輪花向付 尾形乾山
(いろえつばきもんりんかむこうづけ)
・色絵竜田川文透彫反鉢 尾形乾山
(いろえたつたがわもんすかしぼりそりばち)
・麦・芥子図屏風 狩野重信
・桜・楓図屏風 鈴木其一
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TECHNOLOGY AND DESIGN展(東川町複合交流施設せんとぴゅあ)
北海道東川町の「TECHNOLOGY AND DESIGN」展。
既に終了していますが記録のために記事に残します。
TECHNOLOGY AND DESIGN展 4月1日(土)〜7月2日(日)
北海道東川町のホームでのデザイン展です。(会期:6/1〜7/2)
テクノロジーの進化と共にデザインが変化した椅子が紹介されていました。
鳥、魚、食器などの日用品は同じ日に展示されていた
「ODA COLLECTION展」 のものです。
クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ展(東京都現代美術館)
現代美術館で開催中の「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」に行ってきました。思っていた以上に凄かったです。
この展覧会は当日券が少しあるそうですが、すぐに売り切れてしまうそうで基本的に日時予約制です。
会期は5月28日までですが、今見ても全て埋まっていて予約可能な日時はありません。
私が今日の予約を取った時も同じく予約可能な日が全く無い状態でしたが
何度か予約サイトをチェックしているとキャンセルがポツリポツリと出るようで、
それをササっと拾いました。(モタモタしていて先を越されたことも、、)
歴代デザイナー毎に展示された部屋ではそれぞれの特徴が表れていて面白かったです。
マリア・グラツィア・キウリは現在のデザイナーなので感覚がマッチするのか、とても好きです。イヴ・サンローランの上品でウエストを絞り過ぎずポワンとさせる感じは今着ても全然違和感がなさそうです。
写真は省略しましたがジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノは時代もあったのでしょうが絢爛豪華でボリューム感満載、ラフ・シモンズ、マルク・ボアンも上品で良かったです。
写真満載の記事になってしまいましたが、、、これは極々一部でここに全く載せていない展示室もあり、ドレスの他にディオールの香水のCM映像集や髙木由利子さんの写真撮影のインタビュー映像など、見応えのある展覧会でした。
作品数がかなり多かったので、刺繍をじっくり見たりしていると簡単に1時間は経過していました。情報量も多く作品のエネルギーも強くて物凄く疲れましたが物凄く面白かったです。
今回「しまった~」と思ったのは現地にもチラシや出品リストが無く、web上にもあまり詳しい情報が載っていないので気になる内容はメモや写真を撮っておけばよかったです。
フォトグラファーの髙木由利子さんは今回初めて知りましたがとても素敵な写真ばかりでポストカードを買ってきました。
帰宅後色々調べていたところ展覧会に関わったクリエイターが紹介されている動画のページがありました。あの世界観はこうやって作られたのかと、あらためて感動です。すごい展示会でした。
浅田真央アイスショー「BEYOND」東京(立川)公演
3月25日土曜日に浅田真央さんのフィギュアスケートのアイスショー「BEYOND」に行きました。
昨年9月に八戸市で行われた青森公演に続いて2回目です。
浅田真央さんが大好きなので必ずもう一度見ようと心に決めていました。
午前11時半からの公演に行きましたがあいにくの雨で寒かったです。
会場の「アリーナ立川立飛」は多摩モノレールの「立飛駅」からすぐで駅を挟んで反対側には「ららぽーと立川立飛」という大きなショッピングモールがあり会場に入る前に軽食を食べたりお手洗いに行くのにとても便利でした。
昨年9月からこのアイスショーのツアーが始まり八戸公演は2か所目だったと思いますが、この時よりも今回の方がスケーターの皆さんリラックスして魅せるところは魅せるように伸び伸び滑っているように見えました。
浅田真央さんも更に美しく魅力的で華麗という言葉がぴったり、凄まじいプロフェッショナルなスケーターだと思いました。身のこなしが本当にエレガントで美しく、それなのにあの疾走感は一体何なのでしょうか!!
念願かなってもう一度真央さんに会えて嬉しかったです。
今回公演の最後、挨拶をされる際に会場の観客に感想を聞いていました。2人の女性が手を挙げてお話ししましたがお二人とも地元の方のようで「地元に真央ちゃんが来てくれて嬉しい」、「ずっとファンだったのでこうやって目の前で話ができるなんて、、」と声を震わせていました。それを見ているだけでウルウルしてきました。それは感動しますよね、、。全国の小さい地域までこうやって感動を届けてくれる真央さん、最高です。
公演終了後、会場内の写真を少し撮りました。
スタンド席の前から2番目でとても見やすかったです。ただ足元にスケーターが来ると見えなくなるという、、いつかアリーナ席で観てみたいです。
同時期にさいたまスーパーアリーナで行われたフィギュアスケートの世界選手権、男子シングル宇野昌磨選手、女子シングル坂本花織選手、そしてペアの三浦璃来選手と木原龍一選手、優勝おめでとうございます!素晴らしい、、
ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展(高島屋)
ネットで見つけた北欧デザイン展。
東京での開催会場は日本橋高島屋で今日3月21日まで。外出ついでに行ってきました。椅子や食器など生活で使う身近なものなので親しみやすく、小さな会場でしたが思った以上に見応えがありました。
一部をのぞいて写真撮影可能でしたのでお言葉に甘えてバシャバシャと撮りました。
これは展示のほんの一部です。もっともっと沢山ありました。古く使用感のあるものもありましたが「THE 本物」という印象でした。
コレクションの椅子には触れる事ができませんが現行品の椅子がいくつかあり実際に座る事ができて満足しました。皆さん順番に座って座り心地を楽しんでいました。
会場は入場券を買うのに少し並び、それなりに混雑はしていましたが展示が見れないということはなかったです。高島屋カードを持っている人は行列をスキップして入場出来ていました。そのくらいの恩恵はあって良いですね。
東京の後は名古屋、大阪の高島屋で開催されるようです。とても素敵な展示会、目の保養になりました。
会場に向かいながら思い出したのが、、2011年2月までこの近くにあるボーカルスクールに通っていました。辞めた直後に東日本大震災が起こったので、いつまでだったのかはハッキリと分かるのですが駅で電車を降りるまですっかり忘れていました。改札から出口に迎う途中で「この通路、何度も通った事がある、、」と記憶が甦りました。平日夜の仕事帰りに月2回、時々近くの丸善に寄り道をしながら通っていたなあと、、昔を懐かしく思い出しながら桜の咲く道を教室近くまで歩いてきました。
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2023/3/24 以下の写真を追加しました。
ミュージカル「おとこたち」
渋谷のパルコ劇場で今日から始まったミュージカル「おとこたち」を観てきました。
18:30開演で途中20分間休憩、21時過ぎに終了した長いプログラムでしたが飽きずに楽しめました。
元々は演劇の作品だったようで物語自体は本来暗くて重い内容だと思いますが
ユースケ・サンタマリアさん達出演者の皆さんのキャラクター(役作りもあると思いますが)で明るくユーモアが混じった軽妙な雰囲気で進みました。
音楽は生演奏が入っていて一体感があって良かったです。
セリフがリズムに乗っていたり軽い感じのものが多かったですが、ビシっと歌う部分ではしっかり聴かせてくれて素敵でした。
特に大原櫻子さんの歌はとても迫力があって綺麗な声に聞き入ってしまいました。
今回特に関心を持ったのは、こういった舞台で同じセットを使ったまま役者さんの衣装や動き、移動の仕方、大道具の使い方やテープや布などで時間の経過や場所などを様々な方法で表現されている事がとても興味深かったです。
そのものズバリの景色を見せるのではなく、象徴的に見せることで場面がわかるって凄いですよね。
まるで抽象画を見ているような不思議な感覚で、ミュージカル作品は何度か観たことはありましたが今日初めて「舞台美術は美術なんだな」と感動しました。
全体的に面白かったです!