企画展「線は、僕を描く at 百段階段 ~色彩空間で観る水墨画の世界~」

映画「線は、僕を描く」を観てきた記事を書きましたが、ホテル雅叙園の「百段階段」という東京都の指定文化財にもなっている施設でこの映画に関連した水墨画の企画展が開催中だったので丁度近くに予定もあり先日足を延ばして行ってきました。

www.hotelgajoen-tokyo.com

レストランの案内と共に企画展のポスターも貼ってある

 

ホテル雅叙園へは初めて行きましたが歴史あるホテルというだけあって色々と凄いんですね。まず1Fから「百段階段」のある3Fにエレベーターで上がるのですが、そのエレベーターがそれはもう豪華で。そして「百段階段」自体が木造の古い建物なのですが天井や壁に描かれた絵画が盛り沢山で水墨画をみる前から驚きでした。

中には鏑木清方がまるごと天井画などを手掛けた部屋もあり、今回の展示を見なくてもおなか一杯になるくらい沢山の絵画がありました。

上まで連続する天井画

各部屋の天井にも絵がずらり

いたるところに絵画

これでもかこれでもかと美しい作品が沢山


さて本題の企画展ですが映画の中で描かれていた作品の実物があって、とても親しみを持ってみることができました。やっぱり本などの写真やパソコンだと墨の濃淡や大きさがわかりにくいので実物を見るのがいいですね。
ほとんどの作品が写真撮影可能でしたのでバッシャバッシャと撮りました。

大きな作品 落款が手形

部屋の再現
半紙のシワシワに勝手に親近感が湧きます

映画の中で使われた作品の他にも水墨画監修の小林東雲先生、原作の砥上裕將さんの素敵な水墨画の作品も数多く展示されていたのでかなり見応えがありました。

 

見応えのあった素敵な作品の後ではありますが、以下は水墨画1年生のわたしが描くとこんな感じです。

藤袴

アルストロメリア

気長に描き続けます!